2016私大医学部受験情報

2015年に医学部を目指した息子の父親ブログです。2016年受験の親御さん向けに情報提供します。

親のストレスの素~前編

土曜日の夜、息子が自宅に帰ってくると家内から聞きました。

比較的近くで部活の試合があるようです。


息子は1年生ですが、レギュラー扱いを受けているらしく、ガンガン試合に出してもらっているようです。


大学に入って痩せました。というか体が以前にもまして引き締まりました。

かなりハードにやっているようです。


ボクは、土曜日はゴルフです。

営業的にはかなり重要なゴルフで、いつもはゴルフのあと、早くても午前3時帰りなのですが、今回は息子と一緒に夕飯が食べたい!

ということで、仕事絡みの2次会はパスします。

多分初めてのことです。



さて、本日の本題です。


親が子供の大学受験についてストレスがたまるとすると色んな場面がありますね。



受験費用や入学後の学費は、ストレスの素です。


家計の体力を理解せずに子供が高額の出費を期待すると、単純にストレスですよね。


子供の成績が伸びないのもストレスの素でしょうか。


成績の方はこんなものかな、と親が気楽に考えればストレスにはなりませんが。


ボクの場合、多少金銭的にはストレスになりましたかね。

全部合格したら一体いくらいるのだろうかとビビってしまいました。

幸か不幸か半分ぐらいしか合格しなかったので、受験時には予定していた最下限ですみました。


金銭面は、私学を受験したものの、最初から学費が高額な大学は受けていませんし、息子が医学部受験を決めたときから、資金的な準備はある程度始めていましたので、さほど慌てることもありませんでした。


息子の成績がなかなか伸びなかったことに対しては、そもそも、受験勉強を始めたのが遅かったのと、少なくともボクは浪人を覚悟していましたので、さほどではありませんでした。


どうしようもない偏差値を取った科目については、「勉強方法を一度見直した方がいいんじゃないかな。」と2度ほどは言ったでしょうか。


なにも言わなくても、息子はボクにいつも模試の成績を見せていましたから、ボクのコメントには抵抗がなかったと思います。


でも一度だけ見せるのが嫌だと家内に言ったらしい模試の結果がありました。


ボクが「ふーん。できなかったのかな。」というだけで、別に見せなさいとも言わないでいると、何を思ったのかおもむろに見せてきました。


確かにひどかったですね(笑)。

まずは一番評価できる科目の成績を誉めた上で、

「まあ、こういうときもあるよ。

しっかり復習しとけばいいんじゃないかな。」

とだけアドバイスしました。


しっかり復習すれば当然のことながら同じ間違いをしないものですが、それより重要なことは、これまでの勉強方法に誤りがないかのチェックですね。



子供が受験生というのに、まるでやる気がない、というのを見ると、親としては黙っていられませんし、ストレスがたまりますよね。


2度程でしょうか、3年生の始めごろに家内に言われたことがあります。

「○○、あんなことでいいのかしら。」


暗にボクに注意をしろという意味だったんでしょうね。


「まあ、やるときになったらやるんじゃない。」

「最後までやらなかったらどうなるの?」

「まあ、寝たまんま、受験が終わってしまうということかな。」

「えーっ?!」


これは家内の不安を煽ってしまったかも知れません(苦笑)。


でも無理に寝た子を起こしても、勉強するのは本人ですからね。


ただ、水面下では、息子がやる気になるように色々と仕掛けたつもりです。

この点は、後編で。



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ボクが得意な科目と息子が得意な科目

ボクは文系です。

従って、英語、国語、地歴は受験生の時は得意でした。


総合は別にして科目ごとに限れば、駿台模試の成績優秀者欄に英語と世界史は載ったことがあります。

ちなみに、世界史は第2選択であり、本命は日本史でした。


理系科目はいつの間にか不得意になっていました。


数学や理科は、得意な人は平気で満点を取ります。

それが信じられない思いでしたね。


そこで息子が小学生時代、ボクも一から勉強して、算数・理科を息子に教えていました。

また単に教えるだけでなく、各科目の面白さを実感してもらいたいと思いました。


えっ?

不得意な科目なのに?と思われる方もいらっしゃるでしょうね。


確かにそうなんですが、改めて色々と勉強してみると算数や理科もなかなか面白いなあと思いだしました。


また自分が不得意だからこそ息子に同じ思いをさせないようにと思ったのです。



算数は色んな工夫をしてみました。

アルゴのようなゲーム的なもの、あるいは、立体の断面の視覚化などです。


理科はもっとすごかったですね。

あらゆる実験道具を入手し、毎週末は自宅でお手製の理科実験をしていました。

でんじろう先生みたいにはうまくいきませんでしたが、息子はいつも大喜びでした。


何も昔話が目的ではありません。


よく考えてみると、息子の場合は、やはり力を入れた科目が得意になって行き、結局正真正銘の理系となったわけです。


皮肉なのは、国語や英語はボクが得意であっただけになんとでもなると考えていたのが、なんともならなかったことです(苦笑)。


結果論ですが、どの科目が得意になるかは先天的に決まるのではなく、その科目自体やその勉強に興味を持つことができたかが大きいような気がします。


一旦興味を持てば、自ずと勉強に身が入りますし、吸収率が高いですからね。


その意味では、息子の場合は半分成功、半分失敗だったということでしょうか。

いや、息子の失敗というより、小中学生のときに勉強の面倒をみてあげていたボクの失敗なんでしょうね。



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受験前に考えておくべき将来の希望

息子が将来目指す分野はまだ決まっていません。


心療内科に進みたいというのが医師を目指した最初の動機でしたが、今は様々な分野を見てみたいという希望があるようです。


元々は臨床心理士になりたいというところからスタートしています。


現段階で分野は決まっていませんが、医師の少ない地域に行きたいと考えているようです。


それが一時の思いつきではなく、6年間通じて思い続けられる強い希望であるならば、自分の思い通りにすればいいと思います。


息子のことだから、Dr.コトー先生のようになりたいと考えているのかもしれませんが、それも一つの生き方です。


医師になることより、いい医師であり続けることの方がずっと難しいだろうと思います。


いい医師とは何なのかを一生自分に問いかけながら成長していって欲しいものです。



国公私立にかかわらず、医師を養成するために多額の税金が使われます。

その意味を十分理解し、国や地域に貢献して欲しいと思います。


志望理由を書くとき、親子で様々なことを話し合いました。


その時ボクに語った自分の夢や医療への思いを、是非叶えて欲しいと思います。


一般的によく言われる、多少勉強ができるから医師になりたい、稼げそうだからなりたい、社会的ステータスがあるからなりたいといった動機が仮に息子にあったとしてもこれを否定するものではありませんが、一生涯携わる仕事として、そして、人の命に関わる仕事として、その意味を十分認識した上で医学部を志望して欲しいと思っていました。


今もその思いに変わりはありません。


そういうと、こういった話を家で何度かやり取りした後、息子のエンジンギアがぐっと上がった気がします。


息子が入学した大学でも言われました。


医師になる目的がしっかりしていないと、入学してからモチベーションを保てず、簡単に留年してしまう、と。


また、医師になる覚悟がないと解剖にも立ち会えないとのこと。


留年するのは、別に学力不足だからではないようですね。

目標意識が脆弱だからなんでしょうね。もったいないことです。


入試を突破するためにも、大学で無事進級するためにも、そして、いい医師になるためにも、なぜ医師になりたいかについて、受験準備の間にしっかりと考えておいた方がいいようですね。


受験準備は学力テストに向けた準備をするだけでなく、大学で勉強するための準備でもあるわけですから。


出願の準備は、その意味でも早い方がいいですね。


志望校やその候補について早めに調べるだけでも意味があると思います。

ここでは、偏差値や学費といった観点からの調べでないことはもちろんです。



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