2016私大医学部受験情報

2015年に医学部を目指した息子の父親ブログです。2016年受験の親御さん向けに情報提供します。

漠然と国立医学部を志望することで足りるか

私大医学部を目指す場合は、何校かを志望校にあげますが、その中で志望熱意の違い、つまり、優先順位がありますね。


断トツ1位の志望順位なら、それは掛け値なしの「志望校」だと思います。


他方、「国立医学部志望」という場合、国立ならどこでもいいという意味であれば、もったい決め方ですね。


漠然と国立医学部に入りたいというだけで、本当に最後まで頑張りが利くのかなと思います。


医師になりたいという思いがまだ十分固まっていなくても、特に気に入った「この大学に入りたい!」と思い続けられれば、本当に辛いときに頑張れます。


他方、とにかくどこでもいいから国立医学部に、というのでは、なかなかいざというときに腰砕けになってしまう危険性が、あると思うのです。


とにかく国立、というだけでは、何だか、年収800万円以上の人と結婚したいとか、将来は年収1000万円は稼げる仕事につきたいというのとそんなに変わりはないように思うのですが、言い過ぎでしょうか。


国立医学部というだけでなく、絶対この大学に入りたいとか、A大学かB大学しか考えられない、というぐらいの熱望感がなければ、なかなか高いハードルなのではないかと思います。


話を戻して、私大医学部の場合も偏差値順に志望順位を並べるのではなく、本当に入りたい学校かどうかで並べた方がいいと思います。


息子の場合は、その辺りははっきりしていました。

模試を受ける際に順番に並べますからね。



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予備校での友達

土曜日に帰ってくると聞いていた息子が、金曜日部活が終わってから帰ってくるとのことだったので、寝ずに待っていたら、日付が変わってから帰ってきました。


お蔭で翌日のゴルフは寝不足で少々きつかったです。


息子は、今日日曜日は東大の五月祭に行くらしいです。

高校時代の親友が何人か東大に入ったのですが、遊びにおいでよと誘われたようです。


その中にはボクもよく知っている友達が一人います。

息子が中学に入って最初に自宅に連れてきた友達です。

その時ボクも一緒にボーリングに行きました。


彼は部活一筋のなかなかナイスガイで、ボクが授業参観や文化祭に出向いた際に息子より先に見つけてくれて、いつも息子に知らせてくれるのです。

痺れるぐらいいいやつでした。


かわいい中学1年生だったのが、今はおっさん臭くなっています。

でも、彼の爽やかさは全く変わっていません。

親御さんはさぞいい育て方をされたんでしょうね。


東大の学祭は、確か高1の時にボクと見学に行ったはずですが(その時は医学部志望とは決まっていなかった)、今回は親友たちに誘われて、ということですから、息子としては随分心持ちが違うようです。

楽しんで来てくれたらと思います。


さて、本題です。

本日は柔らかいお話です。


息子は、受験時代、予備校で親しい友達が何人かできました。

進んだ進路は理系という点以外共通点がないようですが、今でも連絡を取りあっているようです。


息子は家内と似てちょっと人見知りです。


最初の頃、ボクとしては予備校の勉強内容より気になったため、

「話す友達できた?」

と聞いても、

「別に話すこともないし。」

と言われて、ちょっと寂しい気がしました。


それが、最後の方では、意気投合し、

「楽しいよ! みんなで頑張ってるからね」

とニコニコしながら言っていました。


みんなが合格できる受験ではありませんが、最後の卒業パーティーには浪人した仲間も来ていたようです。


どちらになっても集まろうと言っていたようです。


そういうと、うちの息子も、

「どこも行くところがなければ、卒業パーティーに行って、駿台に行きます、って言うよ。」

と言っていました。


不合格でも参加するのは辛いと思いますが、それを超える繋がりができたようです。



思い出されます。

ボクが浪人していたとき、たった1年だけ、しかも浪人のときだけ同じクラスだった友達と今でも付き合いをしています。


ボクたちが主催している研究会で今でも月に1回会いますし、お互いの家族で食事をしたこともあります。


親子で一緒に富士山にも登りましたね。


それどころか、お互いの結婚式にも出席しています。


実はボクは、友人であろうと、部下であろうと、呼び捨てにしないのですが、世の中で唯一呼び捨てにするのが、この友人です。



確かに予備校は友人作りに行く場ではありません。

彼女や彼を作るなどもってのほかです。


でも、何だか共感できるんですよね。



予備校で知り合い、大学に入っても親しくしていた女性が今関西の某大学で教授をしています。

縁遠くなりましたが、今でも懐かしいです。



予備校で人間関係を構築するのは難しいと思います。

無理に友達だちになるより、受験が終わった頃に、本当の友達が見つかるのかも知れませんよ。

浪人生の皆さん。大変だと思います。

でも是非頑張って欲しいです。


苦労しただけ、目標を達成した喜びは大きいものです。

そして振り返ると、笑顔溢れる同志がそばにいます。


ちょっとぐらい不器用でも、

コツコツと頑張って、

人との付き合いを大切にする人は、

大学に入っても、社会人になっても、あっという間に友達が増えます。


目立つことや、抜きん出ることは、考えなくてもいいですよ。


受験生、がんばれ!




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親のストレスの素~後編・ブログ終了予定のお知らせ

前編では、水面下で息子がやる気になるように色々と仕掛けたと書きましたが、今日はその点について。


仕掛けるためには、まず、受験情報を十分に知る必要がありますね。


勉強の中身はわからなくても、相談相手にはなってあげたい。


ときには、こんな問題集出ていたよとか、最近の化学はこの参考書が定番らしいね、とかいったコメントをすることがありました。


そういうとき息子はいたって素直に、「先輩に一度聞いてみるよ。」とか言っていました。



特にアドバイスしなくてもいいのですが、受験情報は親も豊富に持っておいた方がいいです。

知っているだけで落ち着くということがありませんか。


「いや知らない方がよかった。」と言われるかも知れませんが、それは中途半端に知っているからではないでしょうか。


「知らないこと」に対して不安を感じるのは人間の本能だと思います。

知っていれば何てことはないことが多いです。

知らないことでストレスをためるというのは避けたいものです。



ただ、気をつけなければならないのは、知っているからと言って子供にあれこれと指示をしだすと不味いですね。

そこは我慢です。


子供から話題を振られたときや、親から軽く話題にするのはいいですが、「こうしなけりゃダメだな。」なんて決めつけてしまうと、折角集めた情報なのにもったいないです。


それから、医師の実態や医学生の生活についてボクなりに調べて、ボクが興味を覚えたことは、息子にも話していました。


受験は何だかんだと言っても辛いものです。

辛い坂道を登ったあとに見える景色を語ってあげることもそれなりに効果的かと。


ボク自身が見たこともない景色ですから、よくわからないところもあるのですが、息子が興味を持つ程度の話はできたと思います。


これからは、その景色を実際に眺め始めた息子が、ボクに語ってくれることでしょう。

楽しみです。


(お知らせ)

そろそろこのブログを立ち上げた目的を達成できたのではないかと考えています。

そこで、5月末日で記事のアップは終了したいと思います。

5月31日付の記事でお別れのご挨拶をさせていただく予定です。



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