親が言ってはいけないこと その1
こりゃ本人のやる気削いじゃったよなあ、ということはないですか。
ボクは2、3度反省することがありました。
国立前期の志望校を決めたのは、高1の時だったと思いますが、これに対しては、なかなかいいとこ見つけてきたねえ、という感想を持ちました。
というか、ひそかに「まあ、最初はそれぐらい高望みしてみていいか」と軽く考えていたわけで、まさか最後までぶれることがないとは思いもしませんでした。
私大については、11月頃でしたか、それまで受験を決めていた大学以外で「△△大学なんかはどうかなあ。」と勧めてみました。
その心は、このままだとどこも合格しないんじゃないかという不安感ですね。
しかし、これは息子のテンションを下げただけかも知れません。
「いや、今予定してるとこだけでいいよ。」とあっさりと却下されてしまいました。
難易度の高低ではなく、本当にボクがいいと思った大学なら、息子は検討したんだろうと思います。
でも見学にも行っていない大学名をいきなり挙げれば、親の弱気がまるわかりですよね。
結局、偏差値や学費の高低にとらわれていると言われても弁解できませんね。
猛省したボクはそれから二度と同じ過ちをしないようにと心がけていましたが、これはこれでなかなかむずかしいことです。
息子には、随分失礼なことをしてしまったなあ、と今でも反省しています。