私大医学部のセンター利用入試
私大医学部でセンター利用入試を実施しているところが結構あります。
しかし、各大学のセンター利用制度に対するスタンスはかなり違う気がします
センター利用試験(ここでは、センター試験のできが最終合否をほとんど決める方式を指します)を採用している大学がいくつかあります。
そのうち告示した定員に充つように(合格者数ではなく)入学者数を発表しているのは、下記の大学です。
但し、2012~2014年の発表分でいずれの年もほぼ上記条件を満たしている大学に限りました。(地域枠は除いています)
獨協
杏林
愛知
藤田
兵庫
福岡
多少調査が不正確かもしれません。ご容赦下さい。
その他の大学は、定員に充たない人数しか入学させていないか、センター利用方式による入学者数を発表していないかのいずれかです。
となると、期待値が低いか期待値が見えにくい受験方式ですので、出願の意義を量りにくいですね。
私なりの仮結論は、(入学者数ではなく)合格者数(補欠を含む)がある程度の人数であれば受験の意味がありますが、合格者数段階でかなり絞り込んでいる場合(例えば定員に毛の生えた程度しか合格させていない大学や繰り上げ合格が少ない大学)は、受験する意味が薄い、といったところでしょうか。
センター利用の受験料と受験者数をみると、大学にとってはかなりの収益源なのでしょうね。
一般入試に比して要するコストも低いですし。
かといって、もう少し情報は出した方がいいように思います。
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