親子で家勉
なんだか中学受験blogのようなタイトルになってしまいました。
実は1科目だけ、高校生になっても息子の勉強にお付き合いしていた科目があります。
私大医学部受験とは関係なくて恐縮ですが、日本史の勉強です。
息子は国立併願でしたので、センター試験を受けました。
そのときの社会選択が日本史だったのです。
当初は日本史に興味が持てず、一旦は倫理政経を選択したのですが、倫理が合わなかったようです。
仕方なしに日本史を選択科目に確定しました。
高1の終わり頃のことでしょうか。
理系が日本史、世界史を選択するときはかなり得意な場合が多いので、息子の場合は随分危ぶまれました。
そこで、毎夜(といっても、2人の都合が合う週4~5日程度)15分位日本史の勉強をしていました。
そもそも一緒に勉強するボクのレベルが低すぎると意味がないので、試しにセンターの過去問をやってみました。
80点程でしたのでまあまあでした(追記:数年前に歴検を受けていたからだと思います。)。
そこで家勉を始め、高3の6月まで続けました。
6月でやめたのは、息子が受験体勢に入ったからです。
「あとは自分でやれよ。」ということですね。
この家勉と学校の授業がよかったのか、本番では9割近くが取れたのでまずまずでした。
実はボクは日本史が得意でしたので、早稲田等の私大文系の社会は日本史で受験しました。
そんなボクが、息子にセンター(かつては共通一次テスト)の点数で超えられてしまったわけです。
その話を息子にしたら、普段は自慢げなことを言わないタイプですが、随分嬉しそうでした。
「父さんに勝ったのかあ。」
ちょっと悔しかったですが、事実ですので仕方ないです。
小学生のころは基本パパ塾でしたのでしょっちゅう家勉をしていましたが、この最後の家勉が、ボクにとってはいい思い出です。
教えたというより、一緒に勉強したという感じがしたからですね。
息子にとってもいい思い出になれば幸いなのですが。
受験が終わって、日本史から多分一生離れてしまった息子ですが、テレビを見ているときに、家内からの歴史ものの質問に対してうんちくを垂れているのを見ると、微笑ましく思います。
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