2016私大医学部受験情報

2015年に医学部を目指した息子の父親ブログです。2016年受験の親御さん向けに情報提供します。

最後の記事アップ~ブログを終了します

冒頭に息子の近況を少しだけ。


高校卒業直前のこと。

「6年間本当に楽しかった。もうあの楽しさは大学では味わえないと思うよ。」

と言っていた息子でした。


本日の慶應医学部との部活の練習試合のために自宅に戻って来た息子に、

「大学どう?高校みたいには楽しくない?」

と聞いてみました。


「いや、楽しいよ。高校とはまた質が違うかな。」

と、ある意味ボクの予想通りの答えが返って来ました。


入学してからまだ2か月もたちません。

じっくりとした性格の息子のことですから、そのうちに、

「大学楽しくて仕方がないよ。」

と、言うようになるに違いありません。


それから、面白いことを言っていました。

新入生の中に再受験で入学した人がそこそこいるはずですが、そのうちの何人かと知り合いになったとのこと。

人懐こい息子のことですから、なるほどなあという感じです。

そして、面白いのは、近々、そのうちの3人と息子だけで食事に行くようです。


同学年とは言うものの人生の先輩です。

東大や早稲田を経て医学部に合格されたようですが、色んなことを経験してきた人たちに可愛がってもらうことは大変いいことですから、ボクとしては大変嬉しく思っています。



さて、本題です。


事前に予告させていただいていた通り、本日の記事が最後のアップとなります。


3か月余り、Muragonさんと、ブログ村さんにはお世話になりました。


そして、このブログを覗いてくれていたすべての皆さんに感謝します。

何よりも、いつもポチ(ランキングクリック)やいいねを押していただいていた方々、本当にありがとうございました。随分励まされました。



このブログを立ち上げたのは、意外と知られていない私大医学部受験に関する情報を提供するというのが対外的な目的でした。


ボク自身の目的としては、このブログを「子育て卒業論文」と位置付けていました。

従って、受験情報から逸脱したボクと息子の日々のやり取りについても触れさせていただきました。



このブログを書き終えたことによって、息子との親子関係が「育てる」というフェーズから次のフェーズに進めそうだなとの実感が湧いて来ました。


本日で最後のアップとしたのは、皆さんにお知らせしたいことはだいたい書けたかなと思ったからです。


また、子離れも何とかできそうです(笑)。


最近、ボク自身本を読む時間が少し減ったんじゃないか、というのも気になっていました。

ブログを書く時間や他のブログを参考にさせてもらう時間をもう少し本を読む時間に充てたいなと考えました。


それから、最近、新しい趣味を発見しまして、そちらの方にエネルギーを注いでみようかなとも思っています。


少しだけお話しますと、一つは「東海道を歩く」というものです。

すでに日本橋を出発しています。休みの日に1宿場を目途にひたすら歩くというものです。

息子から手が離れたらぜひやってみたいと何年も前から熱望していたのです。

歴史好きのボクには堪らない趣向です。

昨日は、仕事を早めに終えて、川崎宿から神奈川宿まで歩きました。

さて、いつになったら京都に着くでしょうか(笑)。



息子との密な時間はボクの人生にとってかけがえのないものとなりました。

特に、息子の大学受験を見守ることによって、家族の絆がより強くなった気がします。


第一志望校の合格発表の日、合格の報に接したとき思わず家族で抱き合い、喜びを分かち合いました。

そして、ボクと家内は感情を抑えきれず、その場で泣き崩れてしまいました。

それを見た息子は、一体どうしていいのかとちょっと困った顔をしていました。

ボクたち家族にとって、一生忘れられない思い出となりました。

今思い出しても胸が熱くなります。


ボクも家内も普段努めて淡々と息子の受験を見守って来ましたので、おそらく息子としては、両親がこんなにも感情を露にして喜ぶとは考えたこともなかったのでしょう。


息子のために1年間抑えていたものが一気に溢れ、涙が止まりませんでした。



受験生のみなさん。

みなさんが、来春、震えるような感動を覚えられることを願っています。


そして、親御さんたちにも同じ感動が生まれますようにと心の底から祈っています。


合格という結果がすべての人にもたらされるものではないと知りながらも、この拙いブログを覗いてくれた受験生と親御さんには、何としても合格の感動が訪れることを、切に願わずにはいられません。



では、さようなら。

ありがとうございました。




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未読である息子の受験体験記

最近、息子が自らの受験を振り返って書いた受験体験記が、ある媒体で出ているらしい。いや、もうすぐ出るのかな。


家内は読みたがっていますが、ボクはそうでもありません。


というのは、体験記を書く際に息子から相談されたため、大体どんなことを書いたのか想像がつくのです。


本来であればボクも目を通した上で、皆さんの参考になる内容があるのなら、差し障りのない範囲でこのブロクで紹介した方がいいのかも知れませんが、明日のブログ終了までには間に合いそうにありません。

悪しからず。


ボク自身はこのブロクで息子の子育てからの卒業を図りましたが、息子は息子で大学受験を人生における一里塚として整理し、前に向かって歩もうとしているようです。


大学受験が単なる通過点である以上当然のことだと思います。

いつまでも郷愁に浸っているべきではないでしょう。


ただ、たまに思い出すといいと思います。

あれだけ受験で頑張れたのだから、自分自身に自信を持って前に向かって歩んで行けばいいんだと。


ところで、ボクは息子にあるアドバイスをしました。

自信満々の「合格体験記」は世上いくらでもあるので、君は「受験体験記」を書くといいよ、と。


合格しても、うまくいったこと、いかなかったこと。嬉しかったこと悲しかったこと。楽しかったこと苦しかったこと。

きっと色んなことがあったはず。


格好つけて合格者然とした体験記はやめておいた方がいい。

少なくとも君には似合わない。


読み手にポイントが分かりやすいように、きっちりとした整理は必要だけど、いいことも悪いことも書いた方がいいよ、と。


多分息子は、ボクが言わんとすることを理解してくれたと思います。



幸いにして、息子が中学に入ってから、ボクが息子に勉強しなさい、と言ったことは一度もありません。

小学生のときも、「さあ、じゃそろそろやろうか。」と家庭塾の開始を宣言したことはありますが、一度も「(勝手に)勉強しておくように。」と言ったことはありません。


息子が自ら積極的に勉強したわけではなく、正直に申し上げると、恐ろしいほどボクが下拵えをしました。


親が子供に勉強しなさいということほど簡単なことはありません。

しかし、そう言ってするぐらいなら、言わなくてもしますし、言ってする勉強はたいしたことはありません。いやいややっているわけですから。


今振り返ってみると、ボクの両親もそうでした。

一度も勉強しろと言ったことはありませんが、ボクが勉強する環境を精一杯作ってくれました。

ちなみに親父は中卒です。


親父もボクに寄り添ってくれていたんでしょうね。

心の底から感謝しています。



さて、ボクが息子の人生の伴走者である時期は過ぎました。


振り返ってみると本当に楽しかったなあ。


かなりの早産でちっちゃく生まれた息子ですが、今ではボクと身長が変わりません。

ひょっとするとボクより大きくなっているかも。


小さい頃から父さんと一緒にあちこち出かけて、色んなことをしたよね。

キラキラした思い出が一杯できた。


息子よありがとう。

そばにいてくれるだけで父さんは楽しかった。


さあ、これからの君の人生は君だけのものなんだから、一人でしっかりと歩んでくれ。

ずーっと見えないほど後ろの方から父さんは君のことを見守っている。



さて、明日は最終回です。


本日も読んでいただいてありがとうございました。


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2016年度私大医学部入試の変更点

今頃から夏にかけて、2016年度私大医学部の入試について変更点が順次発表されますね。


例年と同じであれば問題ありませんが、変更がある場合は各大学とも早めに告知するようです。


私大医学部の場合は、国公立医学部に比べて結構変更されることが多いです。

ただ、来年度については、国立も既に発表されているだけでも、そこそこ動きがあります。


私大の場合の変更点は、

・出願方法

・定員とその内訳

・受験科目と配点

等が多いですが、細かなマイナーチェンジもあります。


詳細は秋頃出る募集要項に記載があるわけですが、現段階で志望校の絞り込みを始めるのであれば、ネットで先行チェックをするといいですね。


次年度の最大の変更は、東北薬科大学での医学部の新設でしょうか。

正式には夏以降の認可決定のようです。


仮に認可されれば、他大学を含めた入試動向がどのようになって行くのか注目されます。


首都圏では、帝京大学の入試科目の変更が大きいですね。

これまでは、複数科目から受験科目を自由に選択できたのが、英語だけが必須となりました。

帝京は例年驚くほど多くの受験生を集めていましたが、何らかの影響が出るのかが注目されます。


他の大学で目についたのは、東海大学の編入試験ですね。

編入時期(学年)の変更の影響で関係で、来年度は編入試験そのものが行われないようです。

2023年問題への対策なのでしょうか。


ちなみに、2023年問題に対応して、国公立もカリキュラムの変更が順次なされているようですね。

まあ、受験生の皆さんは、合格してから考えれば済む問題ですから、心配しなくていいと思います。



ネットで早めにチェックするのであれば、個別チェックになりますが、少し遅れてもいいのであれば、予備校のHPでまとめて確認できます。


早い予備校であれば7月頃まとめたものをアップしています。

その頃、一度検索してみてはどうでしょうか。


予備校によっては、大学を特定して検索するシステムのものがありますが、志望校の絞り込みのための情報収集であれば、医学部全大学が一覧になっているものがいいですね。




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