2016私大医学部受験情報

2015年に医学部を目指した息子の父親ブログです。2016年受験の親御さん向けに情報提供します。

ネット上の受験情報が持つ問題

ボクが大学受験を経験したころには、受験情報といったものはかなり限られていました。

特に現役時代は、エール出版を中心とした合格体験記や赤本でしたね。


浪人して多少予備校から情報を得ていました。



その時代に比べると現在では、情報が溢れています。


問題なのは、まず、溢れている情報の中から必要な情報を拾い出すのが難しいということです。


例えば、「医学部受験 科目毎 難易度」と検索すると、そのものずばりの情報が入手でき、志望校選定に役立てることができます。


しかし、志望校を偏差値によって選定しようとされている方からすれば、上の情報の意味するところ(何に使えばいいか)がそもそも分かりませんので、自ら情報に接しようとはしないはずです。


次に問題なのは、誤った情報や不確かな情報が氾濫していることですね。

これはネット情報である以上致し方のないことですが、正誤の判断は難しいです。



これらの要素を考えると、ネットから正しくて有益な情報を得ることは、かなり効率が悪いとも言えます。

日本国内で金を採掘したり、都会で温泉を掘るようなものですね。



要する時間を考えると、受験生には厳しいものがありますし、親にとっても、時間が無駄になる可能性があります。

従って、ネット情報を利用する際には、主体的で効率的な作業が必要な気がします。


正確で情報量が多い特定のHPやブログをベースにして、他の情報を主体的に収集する、といった方法も一つですね。


ところで、ブログ閲覧についてですが、有益な情報収集を目的にするのであれば、閲覧対象を絞り込む必要があるでしょうね。


ただ、情報収集としてというより、趣味に関するブログのように、共感したり、読み物として閲覧する場合は、いろいろなブログを覗いてみていいと思います。

しかし、この場合は、ゲームと同じで、時間を浪費する可能性があるわけですから、受験生としてはほどほどにした方がいいと思います。



我が家の場合について少し述べます。


ボクは、何年も前に全く別のテーマでブログを2~3年続けていたことがあります。

書きたいことを書きなぐる楽しいブログでした。



その後、ずーっとブログを閲覧することすらしない時期が続きました。


息子の大学受験にあたっては、大手予備校が運営するものと再受験ブログを定期的にチェックしていましたが、一般的な受験ブログは定期的に見るということはしませんでした。

あるテーマで検索していたらたまたま特定のブログに行き着いたことがある程度です。


息子の場合は、確認したわけではありませんが、そもそもブログの類をチェックする習慣がなく、受験情報をネットから入手するといったことはボクが勧めたもの以外はほとんどなかったと思います。

これは、ネット上の受験情報から耳を塞いだ状態ですので、危険をはらんでいます。


結果として、息子はネット依存になりませんでしたし、時間も浪費しなかったわけですから、よかったとも言えますが、ボクが親として受験情報を入手していなければ、まず間違いなく情報不足になっていたでしょう。



ネット情報に対する接し方ですが、これは永遠のテーマであり、難しいテーマです。

ボクのブログも一つの「ネット情報」ですから、この場で評価をするのも妙なものなのですが。



ボクの一つの結論ですが、

書籍から得られる情報とネット情報、ネット情報の中でも予備校運営のHPとブログ、ブログの中でも予備校ブログと受験生・保護者のブログ、といった風に媒体や主体が異なるものをバランスよく摂取すると、依存性が弱まるような気がします。



さて。あと3日でこのブログを終了させていただきます。

過去の記事については、ボク自身もプリントアウトして読み返してみましたが、かなりの量になりました。

稚拙な意見も申し上げましたが、ボク自身としては、子育てに区切りがついたかなと思います。



当分の間このブログは残しておきますので、慌てて過去記事を読んでいただかなくても大丈夫です。

お気に召す記事があれば、これからゆっくりとお読み下さい。



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医専予備校の情報力・発信力

医専予備校のHPをご覧になったことがあるでしょうか。


非常に役に立つ情報を発信している予備校があります。


普通、医専予備校のHPをご覧になる親御さんは、医専予備校に子供を入学させることを検討したり、どの予備校がいいかの比較検討をしたりする場合でしょう。


ボクの場合は、息子が浪人した場合に備えて、夏ごろからこっそりと調べていました。

特に、大手予備校の医専校舎との比較のためです。


そうこうしているに、医専予備校のうち、私大医学部について豊富な情報を提供しているいくつかの予備校に出会いました。


例えば、オープンキャンパス情報であれば、レクサスが参考になります。

とっても見やすいです。


入試スケジュールですと、創医塾のものがシンプルでわかりやすかったです。

こちらでシンプルにつかんだあと、詳しいものに入ればいいですね。

検索すると一杯出てきます。

ただし、志望校が決まれば、自分でスケジュールを作り直した方が使い勝手がいいです。



各科目の科目別難易度を分析している予備校もあります。

例えば、メディカルラボです。

これは便利です。


得意な科目が難、不得意な科目が易といった組み合わせで合格しやすい大学を選ぶという方法があります。


これは全体で2~3程度しか偏差値が変わらない大学の中で具体的に受験校を選ぶ際にはかなり有益な情報です。


まあ、受験生本人の難易度に関する印象は実際過去問に当たった方がいいのですが、選別段階の概略情報としては、有益だと思います。



一般に開示している情報としては、大手塾より医専予備校の方が有益なものである場合があります。

学費が高くて縁がないと決めつけずに、医専予備校からも有益な情報を入手しましょう。


私大専願でなくても情報は収集したいものです。

いや、併願だからこそ、情報だけでもしっかり収集しないと、効率の悪い受験はいろんな意味で親子の首を締めます。



(余談)

昨日、オフィスで必死に仕事上の書類を作成していたら、息子からメールが来ました。

真っ昼間に珍しいことだな、と思ってメールを開くと、

「○駅の近くにいいボーリング用品店を見つけた。」

「父さんがこっちに来ることあったら一緒に行こうよ。」

(いいよと返信すると速攻で)

「いつ来る?」

と催促。


息子にしては珍しい催促です。

よほど欲しいんでしょうね。

これがテニスラケットなら、事前に買ってもいいかと聞いてくるだけですが、流石にマイボールは自分で選べないようです(笑)。


そもそもは、息子が中学生のときのこと、

「200点を超えるスコアを出したらマイボールとマイシューズを買ってあげるよ。」

と約束したのですが、まもなく達成しました。


ただ、「マイボール持って友達とボーリングしたら引かれてしまうよ。」と言って、遠慮してたのが、どうやら今頃になってボーリングを少し極めたいと思うようになったみたいです。


まあ約束したことなのでお付き合いしようと思っています。

ただ、大会にでも出るならいいのですが、友達には引かれてしまいますよね(笑)。


息子は変わり者ではないですが、ちょっと面白いやつなのです。

この点だけは家内ではなくボクに似てしまったようです(苦笑)。




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赤本発売始まる!

今夜は同業者の研究会と会食があり、少し遅くなってしまいました。

本日も車の中からアップします。



私大医学部の赤本の発売が始まりましたね。

まずは慶應からです。


以前にも軽く触れましたが、教学社のサイトで登録すると発刊日を通知してくれます。


まず、仮登録をし、本登録の際に、入手予定の大学を設定するのです。

医学部で検索すると、国公私立すべての医学部が出てきますので、欲しい大学のところにチェックマークを入れます。


あとは随時連絡が来ます。

予定されていた発刊日が延びる場合があるのですが、この登録をしていると、まだかまだかとジリジリする必要がなくなりますよ。


簡単に売り切れになることはないですが、直前になって慌てなくてすむように、受験の可能性のある大学分は買っておいた方がいいですね。


我が家では確か10大学分購入したはずです。


最終的に受験しない場合も、直前に演習用として使えますし。


赤本集めしっかりとやっておきましょう!



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