2016私大医学部受験情報

2015年に医学部を目指した息子の父親ブログです。2016年受験の親御さん向けに情報提供します。

学習の柱が最短コースを歩ませる

受験勉強は、受験科目をまんべんなくこなす必要がありますが、いろんな柱が必要です。


よく言われるのが、得意科目の柱ですね。

例えば、数学と物理は得意ということなら、これを柱にして他の科目をどう絡めていくかという戦略を立てればいいですね。


得意の柱だけでなく、学習の柱というのもあると思います。

息子の場合は、

・大手塾の数学

・個人塾の英語

・学校の物理

でしょうか。


これらの脇を固めたのが、学校の現代文、家庭学習の日本史などです。


柱のある学習は、受験勉強にメリハリをつけ、リズムを作ります。


やってもやっても成果が上がらないという焦燥感が生まれにくいですね。

柱に対する信頼感が受験勉強を組織だったものにしてくれます。


この先生に任せておけば大丈夫、学校の勉強で十分といった感覚です。

10本も要りません。数本あれば十分ですね。


柱があると余計なことをしなくてもすみます。

ある意味、最短コースを走りやすい訳ですね。


息子の場合、受験勉強の蓄積が少なく、秀才タイプでもありませんでした。

にもかかわらず志望校に到達したのは、最短の道を勢いよく走れたからではないかと思います。



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息子の顔色変わる~ブログ終了まであと1週間となりました

さて、今日は軽い話です。


GW中帰省していた息子の顔色が変わる出来事がありました。


家内がこう言ったのです。

「○○、部屋にある漫画だけど、1つか2つ全巻セットを児童館に寄付しない?」


ボクの横に座っていた息子の顔がみるみる変わりました。

息子がこんなに顔色を変えたのを初めて見ました。


疲れたあ、という顔は見たことがありますが、「自分の意に沿わない。」といった顔をすることはないのです。


それでも息子は家内の話を最後まで聞いていました。

息子の顔色が変わったのを見たボクが先に言いました。


「その話はなしにしよう。」

「実は父さんと母さんで相談して、こどもの日に昔君が世話になった児童館にプレゼントをしたいと思ったんだけど、児童館への寄付は別のものを考えるよ。」


しかし、家内が粘ります。

「一杯あるし、いらない本もあるんじゃないの。」


「いや、今あるやつは全部いる。」とぼそり。


「○○がこういうんだから仕方がないよ。」


ボクが話を締めて、息子はほっとした顔。



しかし、驚きました。息子もこんな顔をするんだなあ、と。

不機嫌な顔、怒った顔(いずれもほとんど見たことはないのですか)、それとはちょっと違っていて、「不本意な顔 」でしたね。


ということは、ボクは今まで息子の不本意な顔を見たことがなかったのでしょうか。

何だかおかしくなってしまい、息子には悪いのですが、その場で笑ってしまいました。


今思い出しても可笑しいです。

不本意な時はこんな顔をするんだなと。


実は息子には反抗期らしい反抗期がなかったのです。

もう少し正確にいうと、第一次反抗期として家内に対してありましたが、第二次反抗期はありませんでした。


今思い出しましたが、第一次反抗期として、家内がいうことを何でも嫌だというんですよね。

むきになる家内と意味もなく嫌という息子の構図が面白かったです。


ボクからすると息子は手のかからない子供でした。

特にいい子ということでもなかったのですが、精神的に安定していて、常に前向きだったからでしょうか。


中学3年生の頃、いつまでたっても反抗期が来ないので、

「○○、反抗期とかないの?」

と聞いたところ、

「反抗期って何?」

「いやぁ、お父さんやお母さんの言うことがうざいと思ったり、お父さんを乗り越えたいと思ったりすることだよ。」

「へえー、お父さんを乗り越えるって大変そう。」

といった何とも間抜けな会話になってしまいました。


GWの出来事を通して少しほっとしたのは、ボクたち夫婦は、息子に無理強いしたり、嫌なことを強制するようなことが少ないと思っていましたが、あながちボクたちの思い込みではなかったということですね。


家内があれ以上突っ張ったら、息子はどうしたんだろうか。

二人には悪いですが、もう少し見てみたかったです。



もう大学生ですから、外に出れば、嫌なことだって、辛いことだってあると思います。

でも笑って過ごして欲しい。

笑えなくてもぐっと耐えて欲しい。


家内に性格が似た息子は、しなやかに生きて行けそうかな(笑)。



最後に、息子の近況。

大学では、男女関わらず多くの友人に恵まれているようで、特に男同士では頻繁にアパートの往き来をしているようです。


この間は10人あまりが来てくれてミニパーティーを開いたようですが、よくぞそれだけの人数が息子の部屋に入れたものです(笑)。


今日は高3の諸君の部活引退試合のようで、息子は自宅経由で応援に行きました。


丁度1年前、この引退試合直後から息子の「怒濤の受験勉強」が始まったのです。


もう1年が経ったのかと思うと驚きです。


さあ、受験生の皆さんも今からが勝負です。



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昨年6月の息子の模試偏差値~皆さん、まだまだ勝負はこれから!

受験生の皆さんのブログを拝見していると、なかなか模試の偏差値が伸びないと感じておられる人が多いようです。


お気持ちはよくわかります。


しかし、勝負はこれからです。

今はじっと耐え、コツコツ、コツコツと勉強を積み重ねて下さい。


皆さんを勇気づけることができるかわかりませんが、息子の昨年の今頃の模試の成績を開示します。

5月に受けたかなと思っていたのですが、3年生では6月から受け始めたようです。


第1回駿台全国模試(6月開催)

英語 55.9

数学 63.3

物理 53.4

化学 49.5

総合 57.3

(この他に、なぜか国語が60を超えていました)


どうですか?

なかなかのものでしょう。

この時の成績が特に悪いわけではなく、こんなものだったのです。


こんな成績を取っていても、息子はよくぞめげずに最後まで頑張ったものです。


また、この成績を見たボクも、よくぞ辛抱したものです(苦笑)。


どうして最後まで息子の頑張りを見守ることができたんでしょうかね。


ダメなら浪人すればいいやという気持ちが多少ボクにありました。


現役の勝負はこれからだ、という気持ちもありました。


勉強のやり方は間違っていないとも思っていました。

これは結構重要です。


ただ、一番大きかったのは、ボクは息子の一番の応援団でありたいと思っていたことでしょうか。


ボクが息子の可能性を信じてやらなければ、一体誰が信じてやるんだという強い思いがありました。


ボクが、かける一つ一つの言葉が、息子を勇気づけるものでありたいと思いました。。


ボクが固く信じる限り、息子は落ち着いて頑張れると思いました。


元々の性格でもあるのでしょうが、受験生だからといってイラついたり周りに当たったりすることは一切なく、コツコツ、コツコツと努力を積み重ねていました。


きっと不安に思うこともあったはずです。

でも自分の可能性を最後まで信じて頑張ったんだと思います。


その後駿台全国模試では結局10ポイント以上は上げました。

他社の模試では70を超えるようになりました。


一通りの模試が終わってから(年が明けてから)も伸びている感というか勢いが感じられました。



皆さんも不安だと思います。

でも、まだまだ何とかなる状態なのに、「もうだめだ。」と思った途端に、本当にダメになってしまうものなんです。


自分が頑張っても、皆も頑張るから、やっぱり合格に手が届かないんじゃないかと、思うことがあるでしょう。

でも大丈夫です。人間そんなに頑張れるものではないのです。

自分が納得できるぐらい頑張った人には必ず栄冠が輝きます。


ボクが以前書いたような「勉強ができる状態」をキープできている人は、必ず伸びます。


たまに気が乗らずに1日時間を無駄にしてしまうことがあります。

ああ、僕ってやっぱりダメだなあ、と後ろばかり振り返ってはだめです。

明日頑張ればいいのです。


自分を信じている限り、少しずつ少しずつ基礎的な力がつき、秋から冬にかけて爆発します。


受験生頑張れ!



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