2016私大医学部受験情報

2015年に医学部を目指した息子の父親ブログです。2016年受験の親御さん向けに情報提供します。

私大医学部のセンター利用入試

私大医学部でセンター利用入試を実施しているところが結構あります。


しかし、各大学のセンター利用制度に対するスタンスはかなり違う気がします



センター利用試験(ここでは、センター試験のできが最終合否をほとんど決める方式を指します)を採用している大学がいくつかあります。


そのうち告示した定員に充つように(合格者数ではなく)入学者数を発表しているのは、下記の大学です。

但し、2012~2014年の発表分でいずれの年もほぼ上記条件を満たしている大学に限りました。(地域枠は除いています)



獨協

杏林

愛知

藤田

兵庫

福岡


多少調査が不正確かもしれません。ご容赦下さい。


その他の大学は、定員に充たない人数しか入学させていないか、センター利用方式による入学者数を発表していないかのいずれかです。


となると、期待値が低いか期待値が見えにくい受験方式ですので、出願の意義を量りにくいですね。


私なりの仮結論は、(入学者数ではなく)合格者数(補欠を含む)がある程度の人数であれば受験の意味がありますが、合格者数段階でかなり絞り込んでいる場合(例えば定員に毛の生えた程度しか合格させていない大学や繰り上げ合格が少ない大学)は、受験する意味が薄い、といったところでしょうか。


センター利用の受験料と受験者数をみると、大学にとってはかなりの収益源なのでしょうね。

一般入試に比して要するコストも低いですし。

かといって、もう少し情報は出した方がいいように思います。



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他人の勉強方法は盲信できない

今夜は帰宅が遅くなってしまいました。

帰りのタクシーの中で記事を書きます。



さて、私大医学部情報だけでなく、勉強に関するボク自身の考えや息子が取った勉強方法を日々ご紹介しておきながら、本日のタイトルのように申し上げるのはいかがなものかとは思います。


しかし、やはり勉強方法は人それぞれだと思います。

受験生は、すべてタイプが違いますし、これまで積み上げて来たものも違います。

得意不得意や志望校も違います。


と言うことは勉強方法も違っていて当然ですよね。


方法論には参考書・問題集選びも入ります。

その人のレベルによって使うべきものが違います。

さらに、過去どういうものを使って来たかも影響します。


面倒なことがあります。

ある合格者が、

「物理は、Aを使っていたけど、成績が伸びなかった。そこでBを使ったら、これがもうよくわかってびっくり。物理が得意になりました。Aはお勧めしませんが、Bはいいですよ。」

と言ったとします。


この人がBを使ったあとAを使ったとしたら、何とコメントしたでしょうね。


具体的な方法論というのは、具体的故に分かりやすいのですが、また具体的故危険です。


別の例を挙げるとすると、

「夏期講習は受けずに自宅で夏までの復習に注力したほうがいい。」

とアドバイスする合格者がいたとします。


確かに、前半復習が追いつかなかった受験生は、このような方法も一つです。

しかし、復習が順調に進んでいた人に対しては間違ったアドバイスである可能性があります。

無理のない範囲で講習を取り、これをペースメーカーにしつつ、自宅学習を充実したものにするという手もあります。


「予備校のテキストだけをしっかりやれば大丈夫。」

というのも、人によって違いますね。


少なくとも、予備校で受講している科目であれば、予備校のテキストを完璧にしたうえで他のものに手を出すべきでしょう。


具体的な方法論というのは、

「こういう場合は、こういう風にした方がいい。」

という風に、前提条件をつけないとミスリードになりかねません。


前提条件がついていない方がアドバイスとしては簡潔でインパクトがあるため、ついつい端折ってしまうのかも知れません。


このようなことは勉強方法だけに限りませんね。

●医大と○医大はどっちがいいか、といったことを親が比較するときもそうですね。

大学そのものを比較して志望校を選択するのでは不十分です。

人の意見も鵜呑みにできません。


やはり、自分の子供が行くならどちらの方がいいだろうかと考えるべきでしょう。

相性や通学の便利さと言った個別事情を無視すべきではありません。

いわんや、偏差値だけで大学を選択するのは愚かなことです。


これと微妙に違うのは、受験科目や科目の配点率が子供に合うといった視点です。

これは、合格しやすさというのもありますが、大学が求めている学生の質にも繋がっているわけです。


ただ、学費については子供の特徴とは別に高低を比較せざるを得ません。

あえていうなら、子供ではなく家庭の状況が前提条件ということになるでしょうか。


話が横路にそれました。


では、勉強方法を始めとした様々な受験情報を適切に自分に(子供に)取り込むためにはどうすればいいか。


まずは様々な情報に接することですね。

その中から自分に近い前提条件を持った人が見つかればラッキーです。

これという人がいなくても、何人かのものを組み合わせればOKということもありますね。


一つの視点ですが、同じ高校の先輩で自分の志望校に一足早く合格した先輩がいれば、前提条件がある程度似かよってきます。


息子の場合は、加えて部活まで一緒の先輩がいましたのでラッキーでした。

しかも、この先輩のことを人間として信頼していたからなおさらのことです。


ただ、先輩と息子では、得意科目・不得意科目はかなり違っていましたので、この辺りの補正は必要でした。



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医学部受験の総合的研究

医学部を目指している受験生、あるいは、その親御さんであればご存知の方が多いでしょう。


旺文社から出版されているかなり部厚書籍です。


同じシリーズに、工学部○○、法学部○○というのがあります。


ボクは、3冊とも読みました。

この頃はまだ息子が進路を決めていなかったため、全シリーズを読んだだけのことです。


医学部ものの章立ては、

「医学部の基礎知識」

「医学部生の大学生活」

「医師たちの日常」

「医学部入試対策」

です。


基礎知識と入試対策は、受験前に是非読んでおきたい章です。

後の2つは大学に入ってからでもいいと思います。


ただ、医学部を目指そうかどうかを考え中ということであれは、今全部読んだ方がいいと思います。


医学部入試のむずかしさ、医学部学生の忙しさ、医師の現状等について詳しく書かれています。

単なる感覚論ではなく、具体的な統計資料がふんだんに盛り込まれているのがいいところです。

類書に見ない詳しさですね。


親御さんであれば今すぐ読まれることをお勧めします。

受験生の場合は忙しいですからお勧めしませんが、高2までの人であれば今読んでみてはどうでしょうか。



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