親の反省~現役合格への拘りの本当の意味
センター試験の成績開示がありましたね。
各科目とも、息子の自己採点と寸分たがいませんでした。。
点数は「今二つ」でしたが、自己採点だけは正確なようです(笑)。
これからも自分のことを客観的に捉えられる人間になって欲しいものです。
さて本日のテーマに入ります。
本日は、息子の受験をサポートする親として最も反省した出来事について書きます。
息子は浪人したくない、と常々言っていました。
浪人生活の大変さを認識して、現役で進学したいと思っていたのでしょう。
ボクとしては、国公私立数校受験して、合格したところに入学できればいいと思っていましたし、てっきり息子もそのつもりなんだろうと思い込んでいました。
息子の意向を受けて、8大学・11パターンの出願をしましたし、いざと言うときのために、他に3大学の願書を取り寄せていました。
ところが、昭和大学に合格した後、「これで浪人しなくて済んだよね。」と、ボクが話を振っても、何だか息子の歯切れが悪かったのです。
昭和大学が気に入らないのかと思って、ボクなりに色々といいところを説明してみたのですが、反応が今一つでした。
浪人しないとなると、準備すべきことがかなり減りますし、国立後期についてもパスすることの検討が必要です。
煮え切らない息子のお蔭で、何だか宙ぶらりんのまま、国立前期の発表を迎えたわけですが、後になって、息子の真意がわかりました。
息子は、第一志望の国立前期に、現役で何がなんでも合格する気でいたというのです。
しかも、センターで半玉砕した後も、絶対合格するんだと思って勉強していたと言うのです。
まじかっ?と思ってしまいました。
「お父さんだってまだまだ行ける、って言ってたじゃない。」と言われましたが、まあ、それは激励の意味があったわけでして・・・
浪人しないということは、受かった大学のいずれかに進学するということを意味していると考えるのが普通だと思うのですが、息子は、現役で必ず第一志望に合格するぞ! 後のことは後で考える、ということだったようです。
浪人してもいい、と言うのが弱気に繋がるのと同様、どこでもいいから受かったところに現役で進学するというのも意外と弱気に繋がります。
前者はやる気を削ぎますし、後者は妥協に繋がります。
いずれの場合も自分に逃げ道を作ることになるのかも知れません。
その辺りの息子の決意が今一つわかっていなかったボクはバカな親でした。
息子の気持ちを楽にさせようとして、「医学部は難しいから1年は浪人していいよ」とか、「現役で進学したいなら、受験して合格できた大学なら、どこに行ってもいいよ」と言うことは、逆に息子のやる気を削ぐおそれがあるということですね。
本当ダメな親です。
息子の受験でこの点がボクとしては最大の反省点です。
バカなことに3度ぐらい言ってしまったんですよね。
息子よ、本当に申し訳なかった!
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