本当に子供のためならとことんやってあげましょう
受験blogを拝見していると、親御さんが子供さんのために一生懸命世話を焼いてあげている記事を見ます。
ほのぼのとするものが多く、ボクも心から応援したくなります。
親御さんの子供さんに対するなんとも言えない愛情の表れに、ボク自身も幸せ気分になるときがあります。
子供に対して、親が精一杯何かをやってあげること、それは素晴らしいことだと思います。
親バカだとかバカ親だとかの評価があるかも知れませんが、ボクは、そうは思いません。
子供は、最も身近な両親が自分のことを愛してくれていると実感できると、本当にリラックス出来るものです。
毎日落ち着いた気持ちで生活できます。
サポートすべきところはとことんサポートしてあげる、自立させた方がいいところは、少しずつ自立させるでいいと思います。
子供を甘やかせ過ぎだといった雑音は余り気にする必要はないと思います。
子供に対して親が色々やってあげられる期間は限られています。
今やらなければ、きっと後悔します。
ただ、本当に子供のためにと思うなら、次のことには注意したいものです。
まず、親がカリカリしない。
折角子供のためにと思ってもカリカリするぐらいなら放っておいた方が幾分かましです。
下手をすれば子供の芽を摘みかねません。
次に、親は一貫性のある態度をとりましょう。
どんなに愛情があっても、朝令暮改の態度は子供の信頼をなくすはずです。
親子だからいいですが、仕事場でのお話なら、上司として失格ですものね。
さらにもうひとつ。
カリカリしながら、「子供のためにと思っているのに、どうしてわからないの。」と言っても、子供にはわかりようがありません。
自分の焦りを子供のせいにするのはやめましょう。
最後に。
親の見栄が多少あってもいいですが、ほどほどにしましょう。
また、そんな見栄を「子供のためだ。」とかいって正当化してエスカレートさせるのはやめましょう。
子供が社会人になって、
「お母さんがあのときああ言ってくれたのは本当に嬉しかった。」
「お父さんがあのときあんな風に言ってくれたから、僕本当に頑張れたと思うよ。」
と言われるようになりたいものですね。
ボクは自分の父親に対して、今でもそういう感謝の気持ちがあります。
2人でお酒を飲む度に、同じことを言ってしまうのです。
親父は、「またその話か。」といった態度を取りながら、ちょっと嬉しそうです。
ボクの父親は80をとっくに過ぎています。
子供のためにできることはとことんやってあげていいと思います。
ただ、見栄や焦りの言動は勿論、自己満足は止めておきましょう。
自己満足するなら、「これって本当に子供のためにできたよね。」と、とことん自信をもって言える位の自己満足にしたいものです。
自己満足もこの域まで達すると立派なものです。
しっかりしたサポートができれば、子供に一生感謝の思いをもってもらえますし、ことあるごとに感謝の言葉をかけてもらえますよ。
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