親のサポート~中級編
普段は土曜日も仕事をしているのですが、今日は完全にオフで暇でしたので、記事をアップします。
親のサポートとして上級というほどの内容ではありませんが、少々下準備が必要なものですから、「中級編」と名付けてみました。
中学受験のときと異なり、流石に大学受験では、ボクが勉強のやり方や中身について口を挟むことは全くありませんでした。
ただ、家族の中で話題にしやすいように、息子の高校のテキストや使えそうな受験参考書についてはかなり詳細に把握していました。
格好よく言えば、受験参考書のトレンドは把握していたと言えるでしょうか。
例えば、
「医学部英語対策で、今、700字程度の長文を読んでいるんだけど、他にできそうな問題集あるかな。」
と聞かれたら、今やっている問題集を聞いた上で、他にはこんなのがあるよ、とアドバイスしていました。
正確に覚えていないことでも、
「それって確か和田秀樹先生のあの本に書いてあったな。」
といった具合に、話が続きます。
実はボクはノウハウ本を読むのが結構好きなので、当時息子の部屋にあったその手の本の10割はボクが買ったもので、息子はそのうち1割程度しか読んでいないと思います。
問題集や参考書は、自分の感覚にあったものを選ぶのがベストですので、ボクが勧めることは余りありませんでしたが、「話が合う」という状態を作っておくのは、結構いいものです。
そもそもボクは、「最近勉強の調子はどう?」といった抽象的な答えづらい質問をするのが嫌いなタイプなんですが、かといってやはり息子のことは気になりますので、息子から振られる話題にはできるだけ付いていけるようにしていました。
具体的な話題を進めるなかで、息子の調子を推し量ったり、精神状態を把握していました。
こういったサポートのやり方は、つかず離れずで、本人からすると結構楽だそうですよ。
そのお蔭か、息子はおしゃべりな方ではありませんが、ボクには、勉強の話をよくしてくれていました。
大概はボクが聞き役で、
「なるほどなあ」
「それはよくある話だな」
といった感じで、基本は相槌を打つだけですが、時には、
「こんな風にしてみたらどうかな」
とアドバイスすることがありました。
息子の状況がつかめていると、たとえ成績が今一の段階でも、割りと冷静でいられます。
ボクはちょっといいことがあるだけでほめそやしますので(しかも具体的に)、息子もご機嫌で次のチャレンジがしやすいようでした。
「親子間がしっくりしている状態」を作るというのは、親のサポートとしてはベースとも言える部分ではないでしょうか。
というか、男親としては後はお金を稼いでおいたらいいだけのような気もします。
ふと考えると、息子の受験にさほど関わった感がないのにこうしてブログを書くネタがあるのは、日々結構情報を共有していたからかもしれません。
少なくとも、日々息子が何をやっているのか知らないということはなかったですね。
もちろん、たとえば、たまたま息子の部屋で手に取った予備校の物理のテキストを見てちんぷんかんぷんだったということは、しょっちゅうありましたが(笑)。
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