昭和大学の補欠の意味
ここのところ、記事を書く際に少しばかり気合いが入り過ぎていた気がします。
一保護者であるボクはそんなに偉そうなことを言える立場にはありません。少々反省です。
もう少し淡々と情報提供するように心がけたいと思います。
反省ついでに連日になりますが、記事をアップします。
さて、昭和大学医学部は、2次試験の合格発表の際に、正規合格と補欠の発表が行われます。
補欠にも1次補欠と2次補欠の2種類があります。
正規合格は定員と同数である78人が発表されます。
順天堂の正規合格者数が定員の2倍超なのに比べて特徴的です。
1次補欠は、2014年で186人、2015年で183人でした。
2次補欠は、同じく303人、312人です。
正規合格すると、イコール特待となり、初年度の授業料300万円が免除されます。
より特徴的なのが、1次補欠の扱いです。
1次補欠のうち上位のかなり多くの人数が、合格発表の日に発送される書面で繰上合格の通知を受けるのです。
であれば、正規合格者と1次補欠の上位者を併せて正規合格者とすればよさそうなものですが、そうはしていません。
これは、特待生の特定のためのものかも知れません。
さて、昭和大学の補欠の意味ですが、1次補欠はここ何年かはすべて繰上合格となっており、加えて2次補欠が若干繰上合格となっています。
従って、1次補欠≒繰上合格確定、と言えます。
よくよく考えてみれば、こういう違いでもなければ、補欠を2つに分けた意味が見いだせないですものね。
しかし、他校を意識しながら、1次合格者数(追記:1次補欠、の誤りでした)を毎年読むのは大学としても大変ですね。
仮に1次補欠の下位が最終的に繰り上がらなければ、大学の読みが外れたことになりますね。
例えば、昭和の人気が急に上がって、他大学に流れる人が減ったという場合ですね。
この制度の微妙なところは、1次補欠の下位者は、繰上合格の時期がかなり遅く、ヤキモキしてしまうということです。
3月末ということも考えられます。
せめて日本医科大学のように補欠順位がわかっていると、ドキドキはしますが、比較的落ち着いて繰上合格を待つことができるのではないかと思います。
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