偏差値と受験結果の相関性
息子の私大医学部受験結果は、慶應×、慈恵×、順天堂○(補欠繰上合格)、昭和○です。
余りに偏差値通りなので驚きました。
慶應は、息子には悪いですが、元々可能性がないと思っていました。
まずまずのできだったそうですが、慶應はまずまずでは合格できません。
完全に記念受験になってしまいました。
そもそも、なぜ慶應を受験したんでしょうね。
慈恵は、私大第一志望で科目配点も合っていたので順天堂より可能性があるのではと考えていましたが、本番での手応えが十分ではなかったようです。
特に英語が読めなかったようです。
上手くいって合格ラインに達するかどうかというところでしたから、不合格という結果は順当だったと言えるでしょう。
やっぱり英語は重要ですね。
他言語の駆使能力というだけでなく、価値観の異なる新しい物の吸収能力を問われているような気がします。
順天堂の1次合格・2次補欠は、本人としては驚きだったようです。
英語の配点や相性、全科目の当日のできからすると、ダメだろうなと思っていたようです。
戦前のボクの予想では、「順天堂は繰上合格」だったのですが、息子の感触を聞いて、「こりゃダメだな」と思いました。
にもかかわらず、繰上合格となったのには、親子とも口があんぐりです。
あーあ、私学で唯一泊まりについていってやったのがよかったのかとも思いましたが、そんなに単純なものでもないでしょう。
補欠合格、繰上合格については、私大医学部受験においてかなり重要なポイントですので、後日しっかりと情報提供したいと考えています。
ところで、昭和については、かなり手応えがあったようです。
受験時には、順天堂が1次合格状態(2次試験待ち。つまり不合格と決まっていない状態)でしたから、気持ちよく昭和の受験ができました。
特に、昭和の2次試験は、わざと順天堂の発表の日である2月7日を希望しました。翌日の8日も希望できたのですが、もし、8日を希望していたら、前日の7日に順天堂の補欠が判明してしまっていたことになりますから、テンションがそれなりに落ちたでしょう。仮に順天堂の2次が不合格だった場合は、昭和の2次を冷静に受けられたかどうかわかりません。
順天堂2次に合格してその勢いで昭和の2次を受けられればそれに越したことはありませんが、順天堂2次不合格の場合を想定して、昭和の2次試験日を選択しました。
昭和受験時に、センターのショックから這い上がれていたのも幸いしました。
昭和については、1次補欠(1次試験補欠という意味ではありません。詳細は後日にでも。例年だと100%繰り上げ合格となる)ぐらいかなと思っていたのですか、正規合格(特待で初年度授業料300万円がタダとなるので経済的にはかなり大きい)でビックリしました。
それから、昭和センター利用(地域)の1次は合格しましたが、昭和の一般での合格がわかっていましたので、2次はパスです。
もし仮に、一般が1次補欠ならどうするか悩むところでした。
一般での100%繰り上げがわかっていても、センター利用で合格すれば、確か繰り上げでもやはり特待生になれることから、悩んだと思います。
この辺りはよくシミュレーションをしておいた方がいいです。
息子には言っていませんでしたが、特待狙いより、他大学の受験に集中するために、1次補欠ならやはりセンター利用の2次試験はパスした方がいいとアドバイスしたと思います。
勿論、一般が不合格とか繰り上げが望みにくい2次補欠であれば、センター利用の2次試験は受験したらどうかと言ったでしょうが。
でもどうですかねえ。
センターの点数が「今二つ」だったので、センター利用での昭和合格は繰り上げでも難しかったかもしれません。
親御さんの中には上述した内容がすっと頭に入って来ない方もおられると思います。
ボクの文章もまずいのでしょうが、この辺りは、私大医学部受験のもっとも悩ましく、ややこしいところなのです。
未経験の親御さんは、少しずつ知識を積んでいかれたらいいと思います。
少しでもその参考になればと思い、このブログを書いています。
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