2016私大医学部受験情報

2015年に医学部を目指した息子の父親ブログです。2016年受験の親御さん向けに情報提供します。

国立前期~まぐれが生じた理由

国公立については、模試の偏差値、センターのできからすると、信じがたい結果でした。


いい結果が出た理由は、


1 第一志望合格に対する強い強い熱意。


2 時間をかけた出題傾向への対策。


3 同じ志望校に進んだ先輩からの励ましと極めて有益な情報提供。


4 第一志望校の入試、特に本来苦手の英語について、同校のものが息子に非常に合っていたこと。


5 昭和大学の合格が、かなり気持ちにゆとりをもたらしてくれたこと。


です。


特に、英語については、本人が常日頃から上のように言っていたのですが、受験が終わったあと、個人塾の先生にも同じことを言われました。


へえーそうだったんだ、と事後に納得したボクたち夫婦はややまぬけでした。


偏差値やネームバリューだけでなく、志望校決定の前に試験問題に対する相性をチェックすることは、結構重要なことかも知れません。


そういうと、第一志望校の赤本は1年生のときには既に買って上げていました。

これが2013年版ですから、3年生になって2015年版を再度買ったわけです。


1年生から赤本をやり込んでも全く意味がないので、雰囲気を見る程度です。

実際解いてみたのは、2年後半だったと思います。それも1年分ぐらいですね。

赤本はやはり本格的にやるのは3年生の夏ぐらいからでしょう。



余談ですが、かつてボクも第一志望に進学ができましたが、1年の浪人を経てのことです。


センター(かつては共通一次試験)プラス2次で100点満点に換算すると、後日高校から教えてもらったところでは、合格最低点まで0.4点強足りませんでした。


ボーダー付近に何人もいたことでしょうが、仮に数学で後ほんの少し部分点を稼げていたら現役合格できたと思います。


その体験を何度も息子に話しました。


最後まで諦めるな。

諦めた段階で本当にだめになる。


と。



ボクは、浪人した時、アパート住まいまでして駿台に通ったのですが、駿台のクラスは、最上位クラスで200人余りいて、その中で2番で入りました。

成績順に座席が決まるのです。


これ自慢じゃないですよ。

それだけ現役時に合格に近づいていたのなら、どうして後少し頑張れなかったのかという忘れられない後悔を息子に伝えたかったからです。


現役時、第一志望を受けて、なぜだかその場で不合格を確信したボクは、試験日の翌日から勉強しまくりました。

その日から全く丸々12か月間の勉強時間は、予備校での講義時間も含めれば、優に1日10時間は超えていただろうと思います。

15時間位勉強することもざらにありました。


浪人を始めたときに65キロぐらいあった体重が、合格直後は58キロぐらいまで減りました。


お蔭で2年目は、試験を終えた直後に合格を確信し、両親にも合格したと思うと報告しました。


結果は、幸いにして受験した大学全てに合格しました。



息子は黙って聞いていました。


よほど浪人は大変だと思ったようで、それからは折りにつれ「現役で勝負をつける!」と言っていました。



現役の人も浪人の人も、貴重な若い頃の1年間です。是非大切にしてください。


これ以上頑張れない、というぐらい頑張ってみて下さい。

おしゃれに合格しようとか、過去の栄光にしがみついたり、「医学部受験生」であることに妙にプライドを感じたりするのではなく、とことん頑張って下さい。

まだまだ間に合います。


頑張った人には、必ず栄冠が輝くと思います。

そして、その後の人生にちょっぴり自信がつきます。




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