志望理由(願書)→小論文→面接
この3つ、かなり繋がりがありますよね。
息子はお世辞にもこれらが強いとは言えません。
数か月でどうにかなるものでもないでしょうが、少し位は父親らしい支援をしてやりたいと思いました。
まず、最初に考えたことは、いずれについても過度な苦手意識を持たせないこと。
各論的には対策を立てるとしても、総論的には楽観視させるということですね。
次に考えたことは、直前になって慌てないですむように、小論文対策講座をどの時点かで軽く受けておくこと。
結局、まずは夏期講習で受けました。
それから3か月ほどはこれらから離れました。何といっても学科試験が肝ですから。
そして、11月頃でしたか、これらのベース作りのために、自己分析的な講座を超短期で受けました。確か1日だけだったような。
これは効果的だったと本人が言っていました。
ボクが口だけでなく直接関わったのは、12月初めからだったでしょうか。
まず、書くのが一番面倒そうな大学の志望理由を書くように息子にアドバイスしました。
私も大した文章が書けるわけではないですが(小学生の頃、読書感想文が苦手で、よく人のをパクっていました。すぐバレましたが)、息子の書いたものを見て口があんぐりと開いてしまいました。本当にヒドイ!
ボクが最小限の添削をしてあげました。これは「てにをは」レベルです。
その次に、原文を論理的に手直ししました。
最後に、こう書いた方がもっといいね、と行った感じに直してみました。
いずれもワードの修正履歴を使い、4つの文章を並べてみました。
最後の文章を使って願書を書きます。
後の大学については、一応見てあげましたが、できるだけ本人の書きたいように書かせました。
自分の志望理由を書くのですから、まあ、当たり前のことですが。
それに、その方が、面接で突っ込まれた時に楽ですからね。
余り他人の手は加えない方がいい。
まあ、この流れで最低限のことはマスターしたように思います。
付録のお話ですが、マイナーな小論文模試で1位を取ったことがあります。
これには笑ってしまいました。
完全にまぐれか、採点者がどうかしていたんだと思います。
本人は考えたことがあるテーマだったともっともらしいことを言っていましたが、どうだか。
小論文模試はもう一度受けたと記憶しています。
いずれにしろ、小論文に対する苦手意識がなくなったようなので、対策としては最低限のことはできたと思います。
ただ、残念ながら本番のできはたいしたことがなかったようです。
まあ、小論文が重荷にならなければよし、と考えていましたのでまずまずだと思います。
ポイントは、いずれも早めに対策を施し、直前期はこれらに惑わされないように、といったところでしょうか。